ブログ作成でありがちな過ちについて解説します。
題して、「ブログ作成、やってはいけない7つのこと!」
1)日記などたわいないことばかり書く
なかなか書くことが思いつかないからといって、ただの日記やただ思っていることを書くだけではいけません。
それが通用するのはファンが付いている有名人だけです。
一般人が有名人のマネをしても誰も読んでくれません。
その点、フェイスブックやツイッターとは違うところです。
SNSはフロー型とストック型に分かれています。
フロー型は投稿がタイムラインに流れていき、検索エンジンに残らないタイプ。
フェイスブックやツイッターです。
フロー型の場合は、読者は特別な目的意識もなく軽い気持ちで読んでいるので、難しい話や長文は向きません。日記形式で結構です。
ストック型は投稿が蓄積されるもので、検索エンジンに残るタイプです。
ブログがそれです。
読者は目的意識を持って読んでいる場合が多いので、役立つ情報や楽しめるものを探しています。
ですからタイトルを見て、読むかどうかを判断します。
これが、
「今日の出来事」
「今日ふと思ったこと」
などでは読んでもらえません。
2)ありきたりでオリジナリティがないことを書く
ブログの読者は何か得られるものを求めています。
それは役立つことであったり、楽しいことであったり、新しい発見だったりです。
ですから、なるべく他人が書いていないことを書くようにしなくてはいけません。
必要なのはあなたの体験談や独自の考えです。
つまりあなたでなくては書けないオリジナリティのある文章です。
それを書けば、例え読者が自分と考えが違うと思っても、存在を認めてもらえます。
しかも検索エンジンでも良い文章の認めてもらいやすくなるため、上位表示します。
逆に、他サイトのまとめ記事的なものや誰もが言っている意見をそのまま書くと、読者に「読んで損した」と思われます。
検索エンジンでも良い結果が得られることはないでしょう。
3)ネガティブな話や誹謗中傷が多い
思っていることをそのまま書くと、ネガティブな話や誹謗中傷が多くなる人がいます。
1人でこっそり書く日記であればそれでも良いでしょう。
しかし、人に読んでもらうオープンなブログではいけません。
ネガティブな記事を読みたい人はそれが好きな人です。
誹謗中傷の記事を読みたい人もそれが好きな人です。
類は友を呼ぶです。
そういう人たちとは、表面的には話が合うかもしれません。
しかし、この先ビジネスで伸ばしていこうとしている場合に、そのような「仲間」を集めてはいけません。
ビジネスで成功する人は、ポジティブであまり人を批判しない人です。
そういう人を集めなくてはいけませんし、そうするためにはそういう記事を書かなくてはなりません。
常に明るい未来を見つめ予想し、例え嫌いな人がいてもブログ上で誹謗中傷を行うのはやめましょう。
ただし、ネガティブなことや批判を全くしてはいけないということではありません。
ネガティブなことを書いても、最後に何か救いのある文章にしましょう。
「ここで悪運は使い尽くした」
「反面教師になってもらって感謝!」
「いかに他が素晴らしいかを教えてくれた!」
などなど。。
誹謗中傷は誰に対してか分かるようなことは決して行わないようにしましょう。
いずれ訴えられる恐れがあります。
また、誰に対してか分からなくても行うべきではありません。
それは建設的な意見ですから。
4)文字が読みにくい
「文字が読みにくい」というのは実はブログの最も多く見られる問題点です。
これには明確な理由があります。
デザイナーはデザインを重視するため、必然的に文字を小さくしたり、目立たなくしたりするのです。
またWeb関係の専門家は緻密な人が多いので、文字が小さく読みにくくてもあまり気にならないということもあるでしょう。
ですからホームページにしろ無料ブログのデザインにしろ、プロが作成したもののほとんどに問題があります。
ですから、無料ブログのテンプレートを利用する場合は、文字を意図的に大きくしたり、色を目立つ色に変えたりする必要があります。
ワードプレスを利用してオリジナルで作成する場合は、既存の読みにくいサイトを参考にするのではなく、ごく最近作成されたデザインも文字も大きいものを参考にしてください。
留意するべきは、不特定多数の人が見に来て、目が悪い人、文章を読むのが苦手な人でも苦なく読めるものにすることです。
そのためには、文字そのものを読みやすい大きさや色にするのはもちろんですが、次のことにもしっかりと行いケアしましょう。
●適度に小題を作成する
●適度なイメージ画像、写真の挿入^
●読み飛ばしができるように、重要部分を強調文字にする
5)広告収入を考え記事数ばかりを追い中味がない
ブログの目的が広告収入を得ることにある場合、分量に走ってしまうことが多いです。
多くの閲覧数を得るためには、ページ数を増やすべきと考えられがちです。
それの方が検索エンジンでも上位表示するはずと。
しかし、重要なのは記事の質です。
質の低い記事をいくらたくさん投稿しても意味がありません。
閲覧数は伸びないばかりか、検索エンジンからも嫌われます。
特に最悪なのが、記事作成を外注で安く作らせて、他のサイト内容の寄せ集めのような記事を掲載すること。
これは以前は通用しましたが、DeNAの「ウエルク事件」以来、読者は賢くなってきましたし、検索エンジンも対策を施すようになりました。
「ウエルク事件」とは、WELQという健康医療情報サイトの内容にウソやパクリが多いと問題になり、結果運営者元のDeNAがサイトを閉鎖した事件。
その後次々の同じように作成したサイトが閉鎖されることとなりました。
また、グーグルアドセンス(広告収入を得るシステム)の申請許可が非常に厳しくなり、ある程度の記事数が必要になっています。
概ね数十記事です。
ただし、それも内容が薄くても良いわけではありません。
オリジナリティの高さなどの質も求められます。
そうすれば、読者の滞在時間が長くなり、サイトへの信用が高まり、広告をクリックしてもらいやすくなります。
6)1ヶ月以上放置する
上記4)の「文字が読みにくい」と並んで最も多いのが、投稿が続かないということ。
最初のうちはやる気があるし、書けるネタも多いので頻繁に更新できます。
しかし、いずれはストックしていたネタが枯れてくるものです。
それでも、閲覧数が増えていたり、読者からの反応があったりすれば良いですが、通常はそう簡単にうまくいきません。
それでやる気も失っていくのです。
ブログを継続していくためには、投稿をある程度習慣化する必要があります。
その最低ラインが週1回の投稿です。
これを超えてしまうと、コンテンツがなかなか増えないため検索上位に入ることも難しくなります。
1ヶ月以上放置すると、もうよほどのことがない限り継続できなくなりますし、読者もあてにしなくなります。
そうならないためには、最初の段階で一気投稿することがないようにしてください。
一気に投稿するということは一気にネタが枯れるということ。
そして最低週1回は必ず投稿するようにしましょう。
7)ブログの目的が不明確なまま運営する
ブログの目的が不明確な場合が多くあります。
ブランディングなのか、広告収入を得るためなのか、販売のためなのか、ただの情報発信のためなのか、はっきりさせる必要があります。
これら1つだけでなくてはならないわけではなく、目的が複数でも構いません。
目的が不明確だと、ブログの構成も不明確、文章も不明確になります。
当然、読者はブログの意図がわからず読む意味を失います。
ブログの目的はなるべく最初の段階で決めてから始めましょう。
そうすれば、記事内容も充実します。
また、途中で運営方針が変わって読者を迷わせたり、アメブロのように商用利用禁止規約に抵触するようなトラブルを起こさなくなります。
以上、
「ブログ作成、やってはいけない7つのこと!」でした!
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