約1478文字 一般的完読時間 3分
販売で使うコピーライティングは、情報提供型の文章と比べて気を付けなくてはならないことがたくさんあります。
それをしっかり行うことによって、反応率(資料請求は注文の率)が格段に上がるし、怠れば怠るほど反応率は下がります。
ブログやメルマガのコピーで気を付けるべきことは次のようなものがあります。
- タイトルの魅力
- 行間、レイアウト、書き方(読みやすさ、文字強調)
- 魅力を引き出し表現する
- 信頼性を高める
- ユーザーが抱くであろうあらゆる疑問に答える
- AISAS(検索エンジン、SNS対策)
- 申込みへのスムーズな導線
例えば今回のタイトル
「反応率を高める究極の決め手はコレ1つ!」
によって読み始めた方は多いと思います。
これが、
「反応率に関する私の考え」だとか、
「コピーライティング基礎」だと精読率は著しく落ちることでしょう。
精読率はほとんどそのまま反応率に影響を与えます。
今回はこれらの中で最も意識する人が少ないのに最も効果がある「決め手」を説明します。
それは「魅力を引き出し表現する」ということ。
実はこれがコピーライティングを行ううえでのベースになるもので、
これの出来次第で、コピーの成功不成功の半分は決まると言って良いでしょう。
「魅力を引き出し表現する」は「魅力を引き出し」と「表現する」
の2つに分けることができます。
それぞれ説明します。
●「魅力を引き出し」について
自分のことは見えにくいもので、長く携わっている者ほど分からなくなる傾向があります。
分かっているつもりでいても、消費者の気持ちはどんどん移り変わっているものです。
商品の魅力は顧客こそが知っているものです。
まず最初に、時間をかけるだけかけて徹底的に特徴を抽出する作業が必要です。
顧客であればヒアリング又はアンケート調査です。
それらの中で、ターゲットユーザーに響く内容を7つ程度選びます。
これが「選ばれる理由」になります。
さらにその中から最も魅力的なことを1~2つ選びます。
これがキャッチコピーになります。
販売者の心の中はバリュー、ミッション、ビジョンの3つに分けることができます。
どういう価値観を持ち、とっさの時に出る行動です。
ミッションは「使命」であり「存在意義」です。
ビジョンは「将来の姿」であり「大きな夢」です。
バリューを土台にして、ミッションを強く抱きながらビジョンに向かって励むことが理想です。
これらを明確にしなくてはなりません。
こういったことは、今まで考えたことがないというのは普通です。
だからこそ、潜在的に眠っているものをあぶり出す良いチャンスなのです。
ここでご自身の過去を徹底的に振り返ることから始めて、バリューをあぶり出して、思考を深めてミッションとビジョンを文字化します。
●「表現する」について
特徴を全て抽出して魅力を引き出したら、「表現する」作業です。
ポイントは次の3点です。
- ターゲットユーザー向けに、心に刺さる表現
- 分かりやすい表現
- 簡潔
文字数としては、柱となる15~25文字程度のものを中心として、もっと短いキャッチコピーや、逆にもっと長い説明文に近いものを用意すると良いでしょう。
実はこの「魅力を引き出し」と「表現する」ことがブランディングに当たります。
あるべき姿をカタチにして(BRND)
社内外に浸透させていく(ING)活動のこと。本格的にコピーライティングを行うのであれば、ブランディングまで意識して行いましょう。
今回も最後までお読みいだたき感謝いたします!!
ではまた!!☆彡
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