「読んで良かった文章」はどうすれば書けるのか?

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約1344文字 一般的完読時間 2分

昨年から始まった「Web文章力検定」は、既に16回行っています。
ホームページ⇒ https://webbunshou-kentei.xyz/

今まで受検された方の結果を見ると、結構苦戦されている方が多いようです。
平均レベルの点数を取られる方は多いですが、高いレベルの評価を受ける人が少ないです。

顕著なのが、説明型の文章であれば書けるが、ブログ用の文章はなかなかうまく書けない人が多いこと。

この点、フリーのWebライティングは国語力より内容が重要。
国語力だけで人を感動させることはできませんが、内容さえ良ければ最低限の国語力でも良いことになります。

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ポイントは「読んで良かったと思えるか」

感動、感心して「読んで凄く良かった」と思えたら、素晴らしい文章です。
逆に「時間の無駄」と感じられるようであれば、残念な文章といえます。

ただこの「読んで良かったと思えるか」というのは、大変抽象的ですし、人によっても違うものなので、具体的にどうすれば良いかが分かりにくいです。
役に立つ、面白い、オリジナリティがある
などの要素は重要ですが、それでもやはりあいまいなことは否めません。

これは答えのない永遠の問題なのかもしれませんが、私は立場上一定の基準を明らかにするべきと思っています。
数値化できるものではないので、何を書いてもあいまいさが残ることを承知で、チャレンジしたいと思います。
この文章自体、読む価値のない文章になったのであれば、それはそれで反面教師にしてください(笑)。
そうであれば、ぜひあなたが思う理想的な文章を書いて下さい!

最も書きやすい文章の1つが、ご自身の趣味や好きなことについてのものと思います。
内容を熟知していて、その深い知識を披露できるし、その魅力を心のこもった文章で伝えることができるでしょう。

必要なのは次の2点。

●趣味が何なのかの説明が、全く知識の無い人にも分かりやすく書かれている
●そして具体的にどういう魅力があるのかが分かる

さらに上を目指すのであれば、次も実現したいものです。

●読者が感情移入して、強い共感や感動を覚える

それではどうすれば、共感や感動を覚えてもらえる文章を書けるようになるか?

それは

趣味そのものと文章表現の2つを、どこまで突き詰めて考えているか
ということだと思います。

趣味への思いが薄いと薄い文章にならざるを得ません。
趣味への思いが濃くても、文章があっさりしているとやはり物足りないものになります。

そのバックグラウンドにあるのは、

人間力
或いは
読者への思いやりや愛
そして
熱量

ということになると思います。

「人間力」とは、私の中では「多くの人を幸せに導ける力」と定義付けています。
なんだか抽象論がループするような文章になりましたが、それこそが文章が持つ性質なのでしょう。

結局のところ、見聞を広め、深め、人間力を磨くことが、共感や感動を覚える文章を書けるようになるために必要な要素。
どこまで突き詰めて考えられるか。
ブログ文章(メルマガも同じ)には人間性や人間力が表れるものです。
年を取れば取るほど深みを増し上手になるWebライティングの面白さがここにあります。

チャレンジをお待ちしています。

「Web文章力検定」⇒ https://webbunshou-kentei.xyz/

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