昨年から始まった「Web文章力検定」は、既に16回行っています。
ホームページ⇒ https://webbunshou-kentei.xyz/
今まで受検された方の結果を見ると、結構苦戦されている方が多いようです。
平均レベルの点数を取られる方は多いですが、高いレベルの評価を受ける人が少ないです。
顕著なのが、説明型の文章であれば書けるが、ブログ用の文章はなかなかうまく書けない人が多いこと。
この点、フリーのWebライティングは国語力より内容が重要。
国語力だけで人を感動させることはできませんが、内容さえ良ければ最低限の国語力でも良いことになります。
ポイントは「読んで良かったと思えるか」
感動、感心して「読んで凄く良かった」と思えたら、素晴らしい文章です。
逆に「時間の無駄」と感じられるようであれば、残念な文章といえます。
ただこの「読んで良かったと思えるか」というのは、大変抽象的ですし、人によっても違うものなので、具体的にどうすれば良いかが分かりにくいです。
役に立つ、面白い、オリジナリティがある
などの要素は重要ですが、それでもやはりあいまいなことは否めません。
これは答えのない永遠の問題なのかもしれませんが、私は立場上一定の基準を明らかにするべきと思っています。
数値化できるものではないので、何を書いてもあいまいさが残ることを承知で、チャレンジしたいと思います。
この文章自体、読む価値のない文章になったのであれば、それはそれで反面教師にしてください(笑)。
そうであれば、ぜひあなたが思う理想的な文章を書いて下さい!
最も書きやすい文章の1つが、ご自身の趣味や好きなことについてのものと思います。
内容を熟知していて、その深い知識を披露できるし、その魅力を心のこもった文章で伝えることができるでしょう。
必要なのは次の2点。
●そして具体的にどういう魅力があるのかが分かる
さらに上を目指すのであれば、次も実現したいものです。
それではどうすれば、共感や感動を覚えてもらえる文章を書けるようになるか?
それは
趣味そのものと文章表現の2つを、どこまで突き詰めて考えているか
ということだと思います。
趣味への思いが薄いと薄い文章にならざるを得ません。
趣味への思いが濃くても、文章があっさりしているとやはり物足りないものになります。
人間力
或いは
読者への思いやりや愛
そして
熱量
ということになると思います。
「人間力」とは、私の中では「多くの人を幸せに導ける力」と定義付けています。
なんだか抽象論がループするような文章になりましたが、それこそが文章が持つ性質なのでしょう。
結局のところ、見聞を広め、深め、人間力を磨くことが、共感や感動を覚える文章を書けるようになるために必要な要素。
どこまで突き詰めて考えられるか。
ブログ文章(メルマガも同じ)には人間性や人間力が表れるものです。
年を取れば取るほど深みを増し上手になるWebライティングの面白さがここにあります。
チャレンジをお待ちしています。
「Web文章力検定」⇒ https://webbunshou-kentei.xyz/
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