先日、ほりえもん(堀江貴文氏)がイベント開催を発表したところ、クレームが沢山来たことに対して、「不謹慎厨マジうざい」と投稿しました。
「不謹慎厨」(ふきんしんちゅう)の意味知ってました?^^
私は知らなかったので、すぐに調べたところ次のように出ていました。
<ピクシブ百科事典>
過剰に他人に自粛を求める迷惑な人を指す
<ニコニコ大百科>
なんらかの悲劇が起きた時、全くの無関係のものまで道徳や被害者感情を害するとすると非難し、自粛を求める人
<アンサイクロペディア>
精神病であるにもかかわらず、自粛と呼ばれている強い感染力を持ち、大災害や大事件が起こると日本では全人口の3~4割、あるいはそれ以上に広がる非常に危険な感染症である。
それぞれ表現は違いますが、共通しているのは
語源は何かというと、中学生坊やを表す「中坊」。
それが転じて厨房。それを略して「厨」になったと。^^
私は個人的にはこういう言葉ができているのは痛快です!
過剰自粛は東日本大震災のときにも起こっており、自分が自粛するだけなら自由ですが、自粛しない人を非難する良からぬ風潮を感じていました。
しかも、その種の人は考えが浅いにも関わらず、誰よりも正義感のある風紀委員かのような振る舞いをします。
自分で良くないと思っているだけなのと、相手のコメント欄に批判文章を書き込むというのは大きな違いがあります。
「不謹慎厨」はそんな人を揶揄した言葉であり、冷静な人が多いことの証でもありますね!
できるだけ他人の考え方や行動は自由というのが基本的な考え方であるべきで、考え方が違うからといって安易に非難するのは、違うと思います。
批判されても仕方が無い1つの基準としては、政府が示した指針と明確に反する場合でしょう。
例えばアメリカでは、50人以上の催しに対して「今後8週間 自粛を」と呼びかけましたが、日本ではそこまで具体的な基準がありません。
類似の言葉で「コロナ検査厨」というのも使用されています。
これはまだ辞書としては載っていませんが、意味は分かりますよね。
「イタリアや韓国のようにコロナ検査を沢山しろ」と主張する迷惑な人のことでしょう。
テレビコメンテーターは誰もが一時期これでしたね。
イタリアや韓国は検査をしすぎて、結局重傷者を充分に治療できず医療崩壊を引き起こし、日本とは比較にならないほど多くの死者を出しています。
人は誰でも間違いがありますが、強く非難した自分の方が間違っていた場合に失う信用はなかなか取り返しがつかないものです。
私が今回「不謹慎厨」を覚えるべきという理由は2つあります。
1つは純粋にネット上で使用されている世相を表した新語(スラング)なので、Webライターとして知っておくべきだから。
2つめは、あたかも自分の倫理観の高さを誇示するかのように相手を非難することはバカにされるという事実を知っておくべきということです。
もちろん大いに批判されるべきときはあります。
コロナ陽性で自宅待機していなくてはならないのに、飲食店に行って意図的に移すということがそれです。
仮に感染により営業停止になっているにも関わらず営業を始めた場合も非難の対象といえるでしょう。
或いは、トランプ大統領が非常事態宣言を出して動揺していることに対して「ある意味痛快」と公式ツイッターでツイートした朝日編集委員も非難されるべきでしょう。(実際炎上しました)
それらと賛否両論ある場合は明確に区別する必要があります。
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