最も効果的、効率的な口コミ集客とは?

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約2641文字 一般的完読時間 5分

近年、口コミの内容が集客に大きな影響を及ぼすようになってきました。
背景には供給者である業者の言うことが信じられないが、使用した人の感想であれば信用できるということがあります。

簡単にいうと、質の高い口コミを沢山掲載されていると集客効果があり、口コミは乏しかったり悪評が多かったりしたら集客できないということになります。
私はこれをあえて「口コミ集客」と表現しました。

口コミはSEO集客SNS集客の一部でありながらも、すでに独り立ちしてそれらと並び称されるぐらいの存在感を放つようになりました。
口コミを制するものをは集客を制するといっても過言ではありません。

そのノウハウを5つに分けて説明します。

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1)主な口コミ掲載サイトの種類

現在では沢山の口コミ掲載サイトがあります。
販売サイトに口コミ欄が併設されているのも当たり前になっています。
何が効果的なのかは、業界や商品、客層にもよるので一概には言えません。

店舗事業者にとって非常に重要度が増しているのがグーグルローカルビジネスです。

グーグル検索結果のマップとして3位まで表示されます。
ここは目立つし、あたかもグーグルが推奨しているような印象があるため非常に効果的です。

飲食店であれば、食べログやレティー、
美容院はホットペッパービューティー、
整体院はエキテン

などが比較的効果が高いといえるでしょう。

他に主なものを挙げると

アマゾン
楽天
価格コム
イーパーク
自社ホームページ

2)質の高い口コミの効果的な集め方

口コミは良いサービスさえ提供していれば自然に集まってくるというものではありません。
物販でよほど大量に販売されているものであれば別ですが、通常は意図的に集めなくてはいけません。

一番重要なのは頼み方です。
もちろんサービスが良くて顧客の満足度が高ければ高いほど快く感想を書いてくれるので、
サービス内容も重要であることは気に留めてください。

また、どんな頼み方にせよ共通していることは心をこめてお願いすること

「時間があれば書いておいてくださ~~い」のような軽いものではいけません。
「お忙しい中大変恐縮ですが、書いて頂けると非常に助かります!」といった丁寧な言葉を使いましょう。

さらに目の前のアンケート用紙に書いてもらうのは簡単ですが、他社の媒体に書いてもらうためには、その方法まで明確に指定する必要があります。

頼み方には次の3パターンがあります。

●対面で直接頼む

サービスが終わってからすぐに直接頼むのが1番効果的です。
それが出来なくても直接会うかオンラインで心をこめてお願いすれば大抵は承諾してもらえます。
ここで拒否される場合、サービスに不満足だったか、頼み方が悪かった可能性があります。

対面でお願いすると承諾率が高いだけでなく、質の高い口コミを書いてもらえる可能性が高いのでここは最も重要です。

●メールで頼む

メールでの依頼は対面と比べると、断られやすいし無視される場合もあるでしょう。
ですので、文面にはこだわりましょう。
依頼文章には次の内容を盛り込みましょう。

  • 褒めていただいたら、今まで以上にモチベーションが上がりサービスの質も上がる
  • 改善点があれば、サービスの向上に役立てることができる
  • 貴重なお時間を割いていただき心より感謝
  • 場合によってはほんの心ばかりのものとして粗品や割引券の進呈

この4点は対面で依頼する場合など、どんなときでも使える内容です。

●チラシやポスターで頼む

店舗であれば待合室などにチラシやポスター、ネームカードなどを置いて、依頼することができます。
効果が高いわけではありませんが、最初のセッティング以外は手間要らずなのでぜひ行いましょう。

3)文章か動画か?


他社の媒体で書いてもらうためには、文章でのものになります。

しかし、自社ホームページに掲載するものでしたら動画としてお話してもらうという方法があります。
自社の場合は文章も動画も両方ある方が良いです。
どちらかに絞り込む必要はありません。

単純に言えば、一般的には文章、話が得意又は話好きな人は動画で話してもらうのが良いでしょう。
ただし動画は顔出しになるので、それもOKの人でなくてはなりません。

動画の場合、インタビュー形式と顧客1人で話してもらう方法があります。
一般的には、インタビュー形式の方が顧客は話しやすいし話して欲しい内容を盛り込めます。

ただし、顧客1人で自由に話してもらう方が、感情をこめた良い感想になる場合もあるので、そこは顧客満足度や話の得意不得意などを考えて行うと良いでしょう。

4)口コミの2次利用で効果2倍!

口コミは掲載されたら終わりではありません。
ぜひ2次利用を行いましょう。

他社サイトに掲載された場合は、自社ホームページやSNSなどの媒体に載せます。
その際には必ず掲載元サイト名とページURLを載せなくては著作権違反になる可能性があるのでご注意ください

掲載することで、さらに多くの人の目に触れるチャンスが生まれますし、良い感想はますます信ぴょう性を増して輝きを放つことになります。
特に、感想に対する感想や感謝の意を述べると、顧客を大切にしていることが分かり読者にとって特別なリアリティを感じます。

5)ステマなど裏技利用は絶対止めよう

口コミを1件1件集めるのは手間のかかること。
だからといって、業者に依頼するようなことを行ってはいけません。
架空の感想を集めるのは、倫理的に問題なのはもちろん犯罪になる可能性があります。

他者媒体に書かせるのは、その口コミ欄の信用を貶める行為なので偽計業務妨害、自社ホームページに掲載するのは、不正競争防止法に抵触する可能性があります。

がんが治ったという架空の感想を書かせた業者が逮捕されたケースもあります。
これらはステマ(広告と分からない広告)になる場合もあり、厳に戒めなくてなりません。

単に倫理的にというだけでなく、このことが世間に知られた場合には会社も経営者も取り返しのつかないほどの悪評や炎上を生む恐れがあります。

まとめ:

口コミの信頼性は以前より落ちたとはいっても、今でもやはり絶大です。
口コミ操作の裏側を知っている私でも物を買うときは口コミを参考にします。
ライバルより信頼できる口コミが沢山あって、総合評価が良いのはやはり信用に値します

「ちゃんと頑張って集めてる」ということが分かり、経営にも仕事にも熱心だというのが分かります。
そのようなサービスが悪いはずがありません。
あなたもぜひ口コミ集客に力を入れてください!(^^)/

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