消えていく言葉、意味が変わる言葉

約2062文字 一般的完読時間 4分

少し前になりますが、ユーキャンが選ぶ「新語・流行語大賞2017」が発表されましたね。

毎年、年末が近づいてきたと感じるきっかけのひとつです。
一時期に比べて、注目度が落ちてきているような気もしますが、やっぱり何が選ばれたのか、気になります。
みなさんは、チェックされましたか?

みごと大賞を勝ち取ったのは

「インスタ映え」、「忖度」の2語です。

その他、トップ10に選ばれたのは

・35億
・Jアラート
・睡眠負債
・ひふみん
・フェイクニュース
・プレミアムフライデー
・魔の2回生
・○○ファースト

ちなみに、ノミネート30語に入っていた他の言葉は次のとおり。

・アウフヘーベン
・うつヌケ
・うんこ漢字ドリル
・炎上○○
・AIスピーカー
・9.98(10秒の壁)
・共謀罪
・GINZA SIX
・空前絶後の
・けものフレンズ
・人生100年時代
・線上降水帯
・ちーがーうーだーろー!
・刀剣乱舞
・働き方改革
・藤井フィーバー
・ポスト真実
・ユーチューバー
・ワンオペ育児

30語全部ご存知でしたか?

恥ずかしながら、私はこれは何?と思う言葉がいくつか…。
世代間の差や、興味の差などによって耳慣れない言葉もあることでしょう。

でも、WEBライティングに携わるのであればやはり、世の中の動きや新情報にアンテナを張らなければなりません

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「新語・流行語大賞2017」とは別にWEBに特化した「ネット流行語大賞」もあります。

こちらも気になって調べました。

2017年「ネット流行語大賞」の結果は

金賞 Nintendo Switch
銀賞 72時間ホンネテレビ
銅賞 このハゲーーー!

TVに接続して遊ぶだけでなく外で携帯ゲーム機としても楽しめる「Nintendo Switch」は大人気!
売り切れ続出の大ヒットになりました。

銀賞の「72時間ホンネテレビ」は元SMAPメンバーである稲垣吾郎さん、草薙剛さん、香取慎吾さんが出演する番組です。
WEBの世界だからこそ語り、放送できるホンネが詰まっています。
また、SNSでファンと繋がることで画面の向こうのアイドルではなくとても身近な存在として感じられるのもWEBの魅力でしょう。

そして、一度聞いたら忘れられない叫び声。

「このハゲーーー!」は豊田真由子さんのお言葉です。
「ハゲ」は放送禁止用語ではないのか?
という疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

ゲストの方などが発言するにはあまり問題がないようですがアナウンサーが口にするのは抵抗があるみたい。
だから、同じ豊田真由子さんの言葉でもユーキャンの「新語・流行語大賞2017」では「ちーがーうーだーろー!」がノミネートされていたのでしょうか。
けれど、世間的にはやはり「このハゲーーー!」の方が話題になっていたように思います。

この他に、同じひふみんでもWEBでは、「ひふみんアイ」があげられていました。
将棋史上最年少のプロ棋士、藤井聡太さんもすごいのですが将棋界のレジェンドでありながらあの、愛らしい風貌と独特の語り口で人気急上昇のひふみん(加藤一二三九段)!
ある日、ひふみんが藤井聡太さんにお礼を言ったそうです。

「あなたが勝つたびに僕はテレビ出演できる。ありがとう」

ひふみんの人柄が伝わってきませんか?
見かけるだけで、気持ちがあたたかくなります。

そして、「忖度」は2017年「ネット流行語大賞」でも上位に食い込んでいました。

個人的には、やたらと耳に入ってくる気がする言葉が、「忖度」です。

忖度の本来の意味は、「他人・相手の気持ちをおしはかること」と調べるとありますが、ここ数年で、少し違った意味で使われるようになったようです。
「上の者に気に入られようとして、その意向を推測する」という、ゴマすりというか、おべっかを使うというようなニュアンスを込められるようになっています。
今回のノミネートは、この最近の意味でのものと思います。

実は、「忖度」と自分で文章を書くときに使う事がなかったので、辞書で意味を調べるまで、最近の意味だけを使われる場面からイメージしていました。
良く聞く言葉、良く使われている言葉も、自分が使う時には、きちんと意味を分かった上で使うようにしないと…。
と気付かせてくれた言葉です。

時代とともに意味が変わる言葉がある消えていってしまう言葉がある

そんなことも、長く読んでもらう文章を書くのならば、頭に置いておくことが必要かもしれませんね。

新語・流行語大賞に選ばれたり、ノミネートされた言葉でも時代と共に使われなくなったものがたくさんあります。
「スキゾ・パラノ」「ブッチホン」など知れば面白い言葉なのですがご存知の方は、あまり多くないかもしれません。
新語・流行語大賞に選ばれたり、ノミネートされた言葉はその年の前後に良く使われた「時代を反映した言葉」と考えるのが良いのでしょう。
もちろん、あえてその時の流行語を使う事で、時代を感じさせる文章にする、という考え方もあります。

流行っている言葉を使う時には、どんな文章にしたいのかを考えて、ちょっとだけ使い方を考えてからにしなくては、と思うのでした。

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