人は年齢とともに価値が上がる!

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約3414文字 一般的完読時間 6分

一般的に人は若いほどうらやましがられるし、若いだけで価値があるなどと言われます。
確かに若い人ほど可能性は無限だし、それによる素晴らしいことはたくさんあるでしょう。

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1)中高年者の卑下は止めよう!

ただ僕はそれを認めたうえで、あえて真っ向から反論したい
年を取れば取るほど価値があるのだと。

人は生きれば生きるほどたくさんの経験をしています。

仮にそれが失敗だらけであっても、それはその人の経験として生き、人に伝えられます
むしろ失敗続きにも関わらずしっかり生活できていることに誇りを持つべきです。

極端な話、「ずっと何もしてこなかった」と言う人だって(本当に何もしないなどありえませんが・・・。)何もしないことが長かった経験がその後活きることさえあります。

そして長く生きたということは、それまで不慮の事故や病気に遭わなかったということなので、それだけでも幸運と言えるかもしれません。
また、残された人生が短いほど、自分の人生と真摯に向き合うことができ、自分らしい生き方ができます。

例えば会社員時代は、家族のための生活の糧を得るために脇目もふらず必死な人が多いでしょう。
専業主婦だって家族を支えたり地域活動など義務的なことで一生懸命な人が多いものです。

その時代が終わると、肩の荷が下りて楽になると同時に寂しくもなりますが、そこからが本人の本当にやりたいことをやる人生が始まるのではないでしょうか。

昨年出された統計で分かったことですが、日本人は悲しいことに20歳以降、年を取れば取るほど幸福度が下がっていく国民です。
欧米は20歳以降一度幸福度が下がるものの、新たな家庭を持つ30歳頃から年齢とともに上がっていきます。

確かに、日本人で「若い頃は良かった」「学生の頃に戻りたい」という人がなんと多いことか。。。

そんな気持ちで一生過ごすほどもったいないことはありません。

そもそも中高年がそのような価値観を持っていることは、一見若者を褒めているようでいて、希望を奪っていることになります。「これから落ちていくだけなんだな」「未来は暗いな」と。

年を取って必ずしも素晴らしい人生ではなかったとしても、それをそのまま受け入れて自分を認めさえすれば、それだけで価値ある人生と言えるでしょう。

長く生きれば体力は落ちます。

それはしょうがないことであり、自然なこと。
人間1人残らず同じなのだから、嘆く方がどうかしています。
むしろ長く生きた証。
そこまで至らないでこの世を去る人は少なくないわけで、嘆くのではなく感謝するべきこと。

2)なぜ年を取るほど価値が上がるのか?

特にクローズアップしたいのが経験です。
特別な才能がなくても年を重ねれば多くの経験をしているはずです。
自分の子供と比較すると分かりやすいと思います。
良い経験だろうと悪い経験だろうと、重ねてきた経験が血となり肉となっているはずです。

ところがほとんどの人は、自分を過小評価しています。

理由は謙虚過ぎて自分を客観視できないことです。
第3者から見て、素晴らしい経験や素晴らしい能力を持っているにも関わらずそれに気づいていないのです。
普段ごく身近な人との比較ばかり行っていると、自分より優れた人がいくらでもいるように感じるのです。

普段の仕事の中で過去の経験は埋没して忘れてしまっていることもあるでしょう。
ただそれは完全に忘れているわけではなく、きちんと思い返せば記憶が蘇ってくるものです。

そのきちんと思い返すことを行うか行わないかで、自分への自信もその後の人生への意識も大きく違ってきます。

極端な例をいうと、あなたが日本人の場合、日本人というだけでも外国人にとっては特別な存在かもしれません。
海外で日本は非常に興味を持たれる存在ですし、ほとんどの場合好意的に思われています。

特に日本のことがあまり知られていない国に行ったら日本人の生活や考え方だけでも、生の情報として貴重なものになることでしょう。
これはそもそも日本人として生まれて育っただけでも価値があるという例です。

或いはあなたがある分野の”中級者”だった場合、初級者に教えることができます。
「いくらでも上級者がいるから私なんて・・・」と思う必要はありません。
重要なのは物知りな順番で教えられるというものではないということ。
中級者ぐらいのほうが初級者の気持ちをよく分かって丁寧な分かりやすい説明ができるものです。
また、ほとんどの分野で初級者向けのマーケットが圧倒的に多いので、それほど高度なことを知る必要もないのです。

さらに、成功だけでなく失敗もやはり貴重な財産だということ。
むしろ成功談は表に出やすいですが、失敗談はそれよりはるかに少ないこともあり、多くの人が求めていることでもあります。

このようなことから、人は年を取れば取るほど残す価値のある情報があるはずです。
一般的にいえば、30代より40代、40代より50代、50代より60代、60代より70代のほうが本人しか書けない価値ある文章が書けるはず。
「若気の至り」というのは誰にでもあることと思いますが、年齢を重ねればそれだけ思慮深くなり、話や文章の説得力も違ってきます。

3)経験をどう活かすか?

文章として残す場合に重要なのは正しい日本語が書けるかどうかより、書く内容。
ですが、長年会社員をやっていた人ならそれなりの文章力があるはず。

僕は中でも50代からが文章を残す最も良い時期と思います。

理由は2つあります。

1つは経験と気力のバランスが最も充実していること。
様々な出来事を自分の例に置き換えて説明することができます。
しかも分からないことは新たに調べて自分の経験に肉付けすることができます。

また、それまで立場上表明できなかった宗教や政治などの微妙な問題も、思考が成熟したこの時期になったからこそ主張できることがあります。

2つめは、第2の人生を考える最も良い時期であることです。
50代になればほとんど人が人生のラストハーフ(後半)であることを意識します。
これは自分を活かそう、やりたいことをやろうという意欲を後押しします。若い頃より、人のためになりたい、社会に貢献したいと思う気持ちも強くなります。

何かを成し遂げよう、経験してみようということでリアルタイムでチャレンジするのにも向いています。

文章を残すために実行する順番として、ぜひ次の方法で行ってください。

(1)これまでの人生の棚卸し

過去の年齢ごとに綿密に、行ってきたこと、成功したこと、失敗したことを書き出し、全てを前向きに捉えて、全てを洗い出す。

(2)優位性のありそうなテーマでブログを始める

なるべく優位性があり好きなテーマを選ぶ
ブログは練習用なら無料ブログで良いが、方向性がはっきり決まったのであれば独自ドメインを取得しワ-ドプレスで作成する。

(3)内容が固まってきたら出版を視野に入れる

内容が固まったら、近い将来出版することを考える。
どんなにありふれたテーマでも切り口によって出版できることはいくらでもある。
出版を思い描くと、モチベーションが上がり質の高い文章を書けるようになるメリットがある。

(4)アフィリエイト収入が得られるブログにする

折角、労力かけてブログを作成するのではれば、収入も伴って欲しいもの。
収入が伴えばモチベーションも上がります。
アフィリエイト(紹介)は、通常アクセス数(訪問者数)さえ増えれば稼げるもの。
いかに人気の記事を頻繁に更新できるかがカギとなります。

(5)生涯運営できるライフワークにする

ブログは生涯続く資産になります。
文章の更新は体が不自由になろうが寝たきりになろうができます。
そこから十分な収入が得られるまで頑張ることは生き甲斐にもなります。
ライフワークにすれば”老後”の最高の仕事兼趣味になります。

特に50歳はそれまでの人生の中での最高のステージだと思います。

半世紀であり、江戸時代の寿命。
人生の折り返し点と考えるも良し、もう残り少ないと考えるも良し。

この年に自分の人生を振り返らずにいつ振り返るのか。
多くの人は死の直前に振り返るというが、それでは遅い!
人生「終わりよければすべて良し」。

過去50年間がどんな人生であったとしても、残りの時間の過ごし方でその人の人生は決まるといって良いでしょう。

人は常に「今」が今までで最も成熟しており、最も良いスタートが切れるとき!
あなたも今が1番と思って、ぜひ行動してください!!

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