約2068文字 一般的完読時間 4分
ホームページやブログの記事が特定のキーワードで上位表示すれば、それを検索したユーザーが訪問するようになります。
特にそれが検索数の多いキーワードであれば、大量のアクセスを集めることにつながります。
しかも適切なキーワードであれば、多くの申込みを得られことになります。
ですから、記事を投稿するうえでキーワード選びが非常に重要です。
逆にいえば、いくら素晴らしい記事を書いても、キーワードが不適切だったりあいまいだった場合は、アクセスも申込みも来ないことになります。
実はそのような間違いが非常に多いのです。
折角SEOの知識が豊富であっても、ここを間違えては意味がありません。
1)ビッグキーワードを狙いすぎる
SEO初心者ほど陥りやすいミスが「ビッグキーワードを狙いすぎる」こと。
ビッグキーワードとは一般に月間検索数10万件以上のキーワードをいいます。
これを狙うことは2つの意味で行うべきではありません。
1つは上位表示が難しいこと。
もう1つは仮に上位表示しても、成約に結びつきにくいこと。
ビッグキーワードはかなり以前から、SEO上級者が必死で狙っているもの。
それらに勝つには、よほど素晴らしいコンテンツを多く作成するなど、非常に高度なSEOが必要になります。
ですから、最初のうちは20位以内ですら難しいと言って良いでしょう。
最初はミドル、スモールキーワードを狙って、実績を挙げた後に狙うということでしたらありです。
また、運良く上位表示しても、ビッグキーワードの検索者は、ただ漠然とその意味を知りたいだけの人が多いため、何かを利用しようとは思っていないものです。
ですから、ビッグキーワードで上位表示してアクセス数は爆発的に増えたのに、さっぱり成約に結びつかないという話はよく聞きます。
2)検索数だけでキーワードを決める
上記1)にも関係しますが、キーワードを検索数だけで決めてはいけません。
もちろん検索数は少ないより多いほうが良いのは間違いありません。
しかしもっと重要なのは成約に結びつくキーワードなのかどうか。
よくあるケースが、関連するキーワードの中で検索数が多い順に狙ったがために、なかなか上位表示しないうえに、キーワードがホームページ内容にマッチしていないために、ほとんど成約もないということ。
3)一気にたくさんのキーワードを狙いすぎる
これも初心者に多い間違いですが、「一気にたくさんのキーワードを狙いすぎる」のはいけません。
それはどのキーワードも中途半端にしか上位表示しない可能性が高いからです。
「たくさん」というのは概ね10個以上と考えてください。
最ももったいない例は、SEOをいくら頑張って行っても、どのキーワードでも2~3ページ目(11~30位)にしか表示されないということです。
これですと、アクセスをほとんど期待できません。
これをキーワード数を絞って3つだけにして、それが3位以内に入れば、明らかにアクセスはあるでしょうし、検索者の質が良いので成約にも結びつきやすいことになります。
4)何も調べないで思いつきだけで決める
キーワードを自分の経験と勘だけで「エイヤ!」と決めてしまう人が多くいます。
SEOはキーワード勝負の施策なので、ここでいい加減に決めてしまっては、後で取り返しのつかないことになります。
どんなに長く経験を積んでいる人でも辞典やツールにはかないません。
検索傾向も時代や時期に応じて変わっています。
いくら商品やサービスに精通していても、対象ユーザーがどういう生活をして、何を考え何に困り、どういう検索をするかは把握しきれないものです。
5)商品名や会社名をメインキーワードにする
商品名や会社名をメインキーワードにすることは、よほど知名度が高い場合以外は行うべきではありません。
これには2つの理由があります。
1つは、そもそもほとんど検索されないし、検索されても知っている人しか訪問してこないため、新規顧客の獲得につながらないからです。
もう1つは、商品名や会社名の場合、わざわざメインキーワードに設定しなくても上位表示しやすいということです。
それで検索してきた人を迷わすことなくサイトに呼ぶこむためです。
しかし、メインにすることは非常にもったいないことです。
以上
「キーワード選びでやってはいけない5つのこと」
でした。
【初心者向けSEO書籍】
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう!
Follow @yoshikawa35