約3403文字 一般的完読時間 6分
ホームページ運営において、利用者の喜びの声は極めて重要にも関わらずそれを認識している人は多くありません。
読者は、サイト運営者の言葉は常に半信半疑でいます。
「本当に大丈夫なのだろうか?」
「騙されるんじゃないだろうか?」
「もっと良いサービスがあるんじゃないだろうか?」
などなど。。。
それどころか、読んで欲しい説明文を読まない場合もあります。
しかし、「利用者の喜びの声」は違います。
利用するかどうか検討する人はほぼ例外なく読みます。
そして、その内容に信憑性があり素晴らしいものであれば、
深く共感することになり、一気に利用に繋がることになります。
「利用者の喜びの声」を掲載するメリットは利用に繋がることだけではありません。
主に次ぎの6つのメリットがあります。
●読者に共感を持ってもらえる
●利用者と、より親密になれる
●利用者の生の声を知ることになり、以後のサービスに活かすことができる
●オリジナルの文章が増えることにより、SEO的にプラスになる
●読者の滞在時間を長くすることにより、利用とSEOの両方にプラスになる
●ホームページが充実する
1)ベストな感想とは?
ベストな感想とは、読み手がより良い未来をイメージしやすく、感情移入して「ぜひ体験してみたい」と思えるものです。
そのためには、2~3行の文章だけでは足りません。
かといって長すぎたら、焦点がぼけるし読むほうも嫌になります。
最適な文字数は500~1000文字ぐらい。
これは、SEOにも対応できる文字数ですね。
ただし、自発的にたくさん書いてくれる方の文章は大変貴重ですので、それはそれでぜひ活かしましょう。
まずは自由に、感激や感謝の気持ちを中心に書いてもらうことを主眼にしてください。
それのほうが、感情移入しやすい活き活きとした文章になります。
もし最終的にあまり長すぎる文章になった場合は、要点をまとめて書いて、その文章で良いか確認を取るようにしましょう。
ただ、あまりうまく書けないという方のために、質問項目(盛り込んで欲しい内容)を用意しておくのも良いでしょう。
主に次の項目です。
・利用のきっかけ
・利用前の気持ち、不安
・利用中の感想
・利用後の経過と感想
・現在の気持ちと検討している人へのメッセージ
さらに本名を出していただける方には写真もいただきましょう。
(もちろん匿名希望だけど写真は良いという方もOKです)
その場合、店舗ビジネスの場合は、わざわざ自宅から送ってもらう手間を省くのと同時に、確実に良い笑顔の写真にするために、その場で撮らせてもらうことも有効です。
運営者と2ショットで撮れば、明るい笑顔になりやすくなります。
もっと欲を言えば、動画としてカメラの前で語ってもらうことです。
やってもらえる確率は決して高くはないですが、文章を書くより手っ取り早いとか、話すことが得意な人は意外と喜んで引き受けてもらえる場合があります。
動画に関しては下記3)で説明します。
2)感想の掲載の方法
感想欄のタイトルは「利用者の喜びの声」や「体験者の感激の言葉」など、内容を簡単にイメージできるものにしましょう。
ただの「感想」や「声」より、はるかに良い印象です。
そして、感想のタイトルは、本文の中で最も印象的なフレーズを入れて、
執筆者の感動・感激がそのまま伝わるものにするのが理想的です。
その下に写真欄を設けて、横もしくは下に本文を入れます。
本文ではなるべく重要なフレーズを太字か色を変えて目立つようにしてください。
文章をなるべく読みたくない人が、拾い読みでも、だいたいの内容がわかるようにするのです。
つまり重要なフレーズだけで、読み手に知って欲しいことや、感激の言葉をすぐにわかってもらうようにします。
一般的ホームページでは、トップページに違うタイプの感想を5~10件入れるようにします。
違うタイプというのは、年代や性別、或いは症状のことです。
読み手は自分に近い人の感想をより真剣に読もうとします。
だから、例えば60代の男性が見て、若い女性の感想ばかりだったら、「違うかな?」とがっかりすることになります。
もし高齢の男性の喜びの声が掲載されていたら、「自分もこうなれそうだ」とリアルなイメージが湧きます。
そして、トップページに掲載した感想以外のものは別の専用ページに掲載します。
掲載する順番は基本的に読んで欲しい順番です。
下記は文章での感想をまとめて掲載する場合の例です。
3)動画の感想の撮影方法と掲載方法
動画での感想はその出来映えによっては、非常に効果的です。
文章に関してはかいつまんでしか読まない人も、動画であれば全て視る人が多くなりますし、
文章と比べて、より信憑性があり共感しやすくなります。
撮影は3脚を利用した固定カメラで行いましょう。
最初のうちはスマートフォンでも構いません。
その場合、3脚は1000円程度で売っています。
ただやはりスマホですとシロウトっぽさが出てしまいますので、
専用のビデオカメラを使用するに越したことはありません。
トライアル的な意味ではスマホ、本格的に増やしていく場合は、
専用ビデオカメラを用意してください。
撮影の際には、次の2つの方法のどちらが良いか本人に来てみると良いでしょう。
●一人で話す形式
●インタビュー形式
「一人で話すのが良い」ということでしたら、その通りに取り流しすれば結構です。
「インタビュー形式」の場合は、あらかじめ質問を用意しておき、インタビューする方法です。こちらの方が誰でも気軽に話すことができるでしょう。
質問の内容は上記1)で掲載したものと同じ下記です。
・利用のきっかけ
・利用前の気持ち、不安
・利用中の感想
・利用後の経過と感想
・現在の気持ちと検討している人へのメッセージ
動画の時間は長くても3分以内にしましょう。
ユーザーが動画を再生してあまり長いと視るのを辞めてしまいます。
編集が終わったら、ユーチューブにアップします。
事前に専用アカウントでチャンネル登録をしておきましょう。
動画タイトルはキーワードを意識して、
「サービス名(商品名)+利用者の喜びの声(体験談、感想)」としましょう。
動画説明欄にはホームページURLを掲載してホームページをすぐに見てもらえるようにします。
次にユーチューブにアップした動画をホームページに貼り付けます。
その際、URLでリンクするのではなく、動画の画像を貼ってそこからリンクできるようにしてください。
ホームページでの動画タイトルは、ユーチューブと同じだと少々くどいので、
「サービス名(商品名)+利用者の喜びの声」。そしてその後に動画で最も印象的な
言葉を入れるようにしましょう。
例えば「人生が変わるほど感動しました!」といった言葉です。
その際のタイトルは「サービス名(商品名)+利用者の喜びの声『人生が変わるほど感動しました!』」です。
さらに動画の下に、語られている内容の要点をテキストで掲載しましょう。
これによって、オリジナルの文字コンテンツが増え、読者の理解をサポートすることになるし、SEO上もプラスになります。
下記は動画の感想を掲載する場合の例です。
4)湘南美容外科の例
「好きな言葉は情熱です!」が決めぜりふのテレビCMをご存じの方は多いと思います。
これは湘南美容外科の相川社長が出演してるCMです。
ここは2000年に藤沢市の1医院から始めてから急成長し、
現在では全国に60院以上を運営するようになりました。
ここが取得した「体験談」は2015年時点で3万件以上、
2017年時点ではなんと7万件以上です!!
相川社長は、最初から感想の重要性に気がついていたのです。
この豊富な体験談が、会社の伸びにも大きく寄与したことは間違いないでしょう。
5)(社)日本WEBライティング協会の取り組み
(社)日本WEBライティング協会では「Webライティング能力検定」の感想専用サイトを
作成しています!
事例が多いと、検討している人の判断材料になりますし、サービスの質の向上にも役立ちます!!
感想まとめサイト⇒ http://shoujikinakansou.com/
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!
ではまた!!☆
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